2009-02-25から1日間の記事一覧

1.11-1.13

1.11について、後半の命題は正しいとしよう。しかし、それは前半の命題を含意しない。それは、1.12についても同様である(ただし、これについては一考の余地がある)。また、1.13についても同様とする。つまり、ある法則にしたがってしか動作しないのにも関わ…

1.10

反射行為は合理的であり、知的ではない。ところが、反射のギミックを用意するのは設計者である。進化はこれを偶然に行う設計者であるが、これを短時間に行うには知性が必要であろう。つまり、知性は時間によって解決できることをごく短時間で行うものであろ…

1.9

進化とは、自然淘汰の歴史である。合目的的に効率よく行動できなければ競争に負けてしまう。合理的に行動するシステムの方が効率が良く、競争に勝ちやすいのである。目的は、とにかく生存時間を延ばすことだ。それは、捕食、生殖を含む。 あるいは、機械(ソ…

1.8

高次の知能行為は人にとって有用であり、かつ、記述可能なロジックで行われている。このため、最初に研究される対象として適切であったと思われる。一方で、基礎的な認知能力について知らなければ、人間が実際にどのようにそれらを行っているかが不明なまま…

1.7

a おそらく可能。卓球には俊敏な反応と動作が求められるが、腕に関しては野球のどんな球でもヒットさせるマシンがある(うろ覚え)ので出来る。足は大きな移動がないので、この問題では必要ないだろう。あとはラケットの扱いが問題になる程度である。需要と資…

1.6

内省は確かに不正確である。人の意識できる範囲はごく限定されている。人の持つ機能の大部分は、内省が可能であることとは無関係である。ただし、内省は問題を発見するのには役に立つ。そのため、内省のための機構を持つことは競争に有利である。 何かを考え…